アイアンのオイル交換は、新車から初回は800km程度
その後は3000km~5000kmくらいで交換すると良いとされています。
初回は1300kmでバイクショップでオイル、プライマリー交換しました。
そして2回目となる今回は4800km、初回より3500km走っての交換です。

きっちり数字で交換したい方は出来ると良いですが
寒い時期、タイミングとかあって自分でやりたかったので
暖かくなって来たこの時期で交換です。
事前に必要なものを買い揃えておきます。

今回用意したものは、自前の工具レンチ以外に
エンジンオイル REVTECH MTP100%化学合成 20W50
オイルフィルター KIJIMA HD-08705
オイルフィルターレンチ デイトナ バイク用61~95mm
オイル交換 漏斗・ファンネル スポーツスター用
オイル受皿 エーモン 5L
ポイパック エーモン 3個パック
・ビニール手袋 100均
・ペーパーウエス WYPALL(キッチンペーパー代用可)

それぞれがコスパ良いものにしました。
オイルは、ハーレー純正ではなく、REVTECH MTP100%化学合成にしました。
はじめてのオイル交換時にショップで聞いて使っているもので、
この先ずっとあるオイル交換なので、コスト削減です。
ただ最低限のものよりは、純正と同じ100%化学合成を選んでいます。

まず最初にオイル受皿を用意します。画像のものはすべて付属されています。
商品に手順が書いた紙がはいっていますが、
トレイに付属のビニールを敷いて、おがくずパックを載せます。
左にあるような長い綿シートが入っているので手でちぎって敷き詰めます。

オイル受け皿 こんな感じになりました

次に画像の位置にあるホース(ドレインホース)のクリップを外します。
このクリップは手前にひっぱると外れます。
手が少しでも汚れるのが気になる人はビニール手袋はめてください。
この後洗車するので雨ツーリング後で車体が汚いのはスルーしてください。

クリップが外れたらホースの先についている弁、ドレインを抜くため
マイナスドライバーでバンドを緩めて外します。
オイルが抜けをよくするためにオイルキャップを緩めておきます。

オイル受け皿をホース下に置いて、ドレインを引き抜くとオイルが抜けます。

オイルが抜けきったら、ドレインを戻しバンドをドライバーで締めて
ホースを元に戻してクリップします。

次にオイルフィルターの交換をします。
市販のハーレー用フィルターレンチはなめやすいと幾つか見たので
KIJIMAのマルチタイプを使いました。反時計回りに回していきます。
全然なめそうな気配もなくてしっかりグリップして抜けました。

緩んできたら、オイルが抜ける前にオイル受け皿をフィルターの下にあてます。
紙パックで自作する方もいますが、セットで購入したものを使用しました。

このままフィルターを回していくとオイルが抜けてフィルターが外れます。

オイルがすべて抜けたら、外した部分を拭いてキレイにします。
これでオイル排出作業は完了です。

交換するフィルターにオイルを入れるので、100均の軽量カップを用意するか
目分量で120ccいれます。今回計量カップを買ってなかったので、
200と記載のあった紙コップがあったので目分量で入れました。

入れる前にオイルを少しフィルターのゴムの部分に固着防止でなじませます。

新しいフィルターをはめて回すのが固くなったところまで回します。
そこから目印を付けて、手で1周の半分1/2ほど回します。
レンチでギュウギュウにすると外れなくなるので手で回しておきます。
これでフィルター装着できたので、オイルを入れます。

オイルは3本買うのですが、使うのは2本半強なので、1本のうち少しあまります。
最初に先に開封したものと2本入れて一度、エンジンを掛けて循環させます。

ウエスで拭き取ったゲージを入れて確かめます。

残りの分を入れてこのラインのセンターくらいになるくらいまで入れて完了です。
入れ過ぎると抜くのが大変なので、最後の1本を600程度入れて確認しましょう。
REVTECH (レベテック)の場合は、ボトルの横にメモリが付いているので
どれだけ入れているか確認できます。

はじめてのオイル交換で簡単そうだけど不安な感じでしたが
実際やってみると簡単で時間もかからないのでこの先も自分でやります。
ディーラーで交換すると場所にもよりますが18000円くらいかかります。
初回の道具を抜けばオイル、フィルター代だけなので9000円以下で収まります。
手間と金額をどう見るかですね。

終わった後は、フィルターは燃えないゴミ、ポイパックは自治体にもよりますが
燃えるゴミとして捨てます。