購入当初からマフラー、エアクリーナーを交換したら
インジェクションチューニングをしようと思っていました。
インジェクションチューニングとは、エンジンが燃焼するために必要な燃料は
コンピューター制御されているため、それを最適化することを言います。
ノーマルは排ガス規制等の関係から力をセーブしたコンピューター設定になっています
エンジン本来のパワーを最大限引き出してトルク感や音を変えるものとなります。

エアクリーナー、マフラーを変えたので今回は調整するわけです。
これから変更するならマフラー→エアクリーナーの順が良いようです。

まずはお店選びからですが、ここが大事です。

親身に話を聞いてアドバイスしてもらえるところにしましょう。
初心者向けの話の仕方をしてくれるところがベストです。
人気店だからといって必ずそこがいいわけではありません。

当初、ココにしようと決めていた店がありましたが、
相談の電話を入れました。すると、冷たい返事が。
マフラーを北米から違うものに変えたほうが良い話をされました。
そのマフラーではその店が考える三拍子風は出来ないとのこと。

好きで付けたマフラーを変えて早々にインジェクションチューニングのために
マフラーを付け替えるのは、おかしな話です。
変えて間もないのに、詳しい説明なく頭ごなしに言われたことに気分が悪くなりました

ぜひ、インジェクションチューニングを扱う店の人に読んで欲しいけど
アドバイスと言い方は相手を立てた上で、気が悪くならない言い方をすることです。
変えて間もないモノを否定された上に買い直して依頼するでしょうかと。
当然、その店に依頼することはありませんでしたし今後も考えにくいです。
伝え方ってものすごく大事です。

バリバリカスタムして性能、音を変えたほうが変化したのはわかりますが
ジェントルメン仕様でノーマル感ある方が好きな私みたいなのもいます。

そこで、その話を友人にしたところ思い出したかのように
ハーレー専門の知人の店があると紹介を受けて直接行って話をしました。
親身に話を聞いてもらい、2000kmくらい走るといいですよとアドバイスを頂き
予約することが出来ました。

新車の状態から2000kmほど慣らし運転をしたほうが良いそうです。
雨でツーリング予定が狂い、1700kmオーバーで結局はチューニングしました。
預けた期間は丁度一週間です。
その時お願いしたのは、性能向上が目的なのはもちろんなのでお任せで
その上で性能の邪魔にならない程度の三拍子風の音になるよう伝えました。

画像は今回のチューニングデータです。
アイドリングは通常が1100くらいですが、900回転くらいまで落としました。
重厚感でるハーレーサウンドは低めの設定になります。

事前にパーツと同データがある方はそれを持って話すると良いですが
ない場合、お任せになります。

色々他のと見比べると元々付けたパーツの性能差はあるので
数値の良し悪しは気にせず、取り替えたパーツに対しての最適化が出来たことに満足
終わった後にデータをもらいましたのでなくさないように保管します
頂いたUSBでわかったのは、今回はアメリカのテクノリサーチ社製の
USBタイプのチューニングデバイスで「ディレクトリンク」を使っています。
比較的安価で良いものだと思います。

その後の走りはもたつきがスムーズになった感はありますが、
まだまだ走り込んで低速から高速を見たい所です。5速からの粘りが違うようです。
細かく記録してないですがざっくり距離は100km近くメーターが進んでいたと思います。

音は変わりましたが結局、アイアンの基本はどれを聴いてもいい感じに思えます。
元々電子制御されているものなので、機能に関するパーツを変えたら
それ用にセッティングをしなおすのがインジェクションチューニングです。
見栄えを変えるだけではなく、その性能が発揮できるようにします。

2回目からは半額程度で再チューニングしてもらえるところが多いと思います。
新生XL883Nアイアンになったので走って実感していきます。