アラフィフになって中型・大型と連続して二輪免許を取得した経験談です。
中型免許を取得して乗ることなく、続けて即大型免許を取りました。
コロナの影響で自動車学校が混み合う中での免許取得になりました。

自動車学校のコースでのテーマは、スラローム、クランク、坂道発進、急制動、8の字
そして波状路、一本橋など個々それぞれ苦手があるかもしれません。
バイクの大きさは特に違和感なく中型・大型ともに乗ることができました。

私は中型・大型と連続で取得して一環として苦手としたのが一本橋でした。
幅30cm長さ15Mを中型では8秒、大型では10秒掛けないと卒業検定では減点対象
これに苦しめられました。

自動車学校にはそれぞれ特色があって私が通った所は常に3人一緒でカリキュラム通り
苦手を克服するのに割く時間はありませんでした。
ちなみに弟は別の自動車学校でしたが、比較的自由に苦手を練習する時間もあったそうです。

頭ではわかっているのに落ちることがある一本橋。
8秒掛けるのが大変でした。その他は、何も問題がなく走ることができていました。
YOUTUBEで何度も一本橋を参考にしつつ、意識してやってみたものの
練習ではうまくいく回数が多くても中免の卒検では1度、大型で1度 一本橋から脱輪。
卒検で一本橋の脱輪は一発不合格です。
卒検では余計なプレッシャーが掛かるのでそれもあったのかもしれません。

統計を調べてみた所、加齢するほど落ちる率は高いことがわかりました。
あきらかに20代と40代では合格率に差がありますし、教官もそう言っていました。
私の場合、平衡感覚が少しおかしくなっているのかもしれません。
一本橋は減点と割り切って少し早めに勢いで乗り切る作戦にでました。
それでも大型の時は1度6秒台で大幅減点、コースを走り切るも減点対象幾つかで落ちました。
苦手を練習で一度もクリアできず検定で10秒狙うのは愚策なのでこれで良かったと思います。

苦手に意識いくと他を忘れやすくなってしまうため、コースを覚えるのはもちろん、
乗降時の手順、ウインカー忘れなど基本的なことは教習所で習ううちに
しっかり意識して覚えること、当たり前にしておくことを勧めます。

後、卒検に落ちると凹みますが、一つ救われる考え方があるのでお伝えします。
アラフィフにもなると試験で体験する緊張感を経験する機会がなかなかありません。
10代20代に混じって一緒に試験を受けて会話する新鮮な機会です。
落ちても次受かろうと頑張る気持ちや不安を久しぶりに経験できて良かったと捉えました。
何日かしたら必ず受かっている。それまで繰り返すだけのことです。
そう思うと気分も晴れました。

40代、50代での二輪免許は中型・大型関係なく苦手がでやすいです。
同時期に取得した同級生も同じでした。
失敗した時はそんなものだと割り切って間あけず淡々と進めることが大事だと思います。